海外では財布に注意!

パリに住んでいたことがある。残念なことに、日本人がスリにあったという話をよく耳にした。同時に、私には「なぜ日本人がスリにあいやすのか。」と不思議だった。パリに住む前には、日本人がスリにあうのは、高価な財布を持っているからだと思っていたが、実際にパリで生活を始めると、ブランドの財布や鞄を持っているフランス人を見かけることがよくあった。どうもスリにあうのは、財布が高価だからではなさそうなのである。そこで、私はパリで出会う日本人を観察するようにした。パリには、たくさんの日本人がいるから、日本人を観察するのは、難しいことではなかった。そして、私は、あきれる程の日本人の無防備さに驚かされた。地下鉄の中でも、口が開いたままになっているバック。ひどい時には、バックの中にある財布まで見えていることがある。そして、二人以上でいる時には、話に夢中になって、鞄のことをすっかり忘れてしまっている日本人もいた。これでは、盗人は、日本人から何かを盗むのに苦労はしないと言える。日本人が気をつけなくてはいけないのは、スリがいると認識し、財布を鞄のできればファスナーのあるポケットに入れること、道を歩く時には、鞄は自分の身体の近くにピッタリつける様にすることだ。また、満員電車では、鞄に知らないうちに手を入れられることがないように、鞄は出来る限り下に下げるのがいいとも言われている。スリがいるのは、悲しい状況ではあるが、フランス人にとっては、スリに合わない様に工夫することは、当たり前のこととなっている。海外での滞在が、楽しい思い出だけになるようにするためにも、この常識を日本人に身につけてもらいたい。

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